僕は仕事で温泉旅館に行かせてもらってますが
いわゆる 昔ながらの温泉街
と言われるような温泉には
仕事では行ってないんですね。
で 今朝 NHKの 小さな旅 を見たら
兵庫県の城崎温泉のことをやってました。
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/
ここは 僕が思う 昔ながらの温泉街が残っている温泉地。
自然が美しい
町並みがきれい
湯治にいい
そういう温泉地も もちろん魅力的。
でも こういう昔ながらの風情のある温泉街もいいですよね。
Contents
城崎温泉の取り組み
地域全体が潤うシステム作り
大きな旅館・ホテルが
施設の中にお客様を囲い込んで
すべてを完結させる。
そんな大きなホテルも魅力的ですよね。
例えば ６月に泊まった
別府温泉の杉乃井ホテルさん。
杉乃井ホテルさんの周りには
温泉街というのはありません。
なので ホテルから一歩も外に出ないで
存分に楽しめるようになっています。
同じ別府でも 鉄輪温泉（地獄めぐりなんかのあるところ）には
温泉街があって
旅館の外に出て 楽しむことができます。
どちらも 好みによって とか
その時の気分によって
使い分ければいいですよね。
どちらも魅力的なのですから。
そんなことを考えると
城崎温泉は 一つ一つの旅館の規模は
それほど大きくなく
外に出て楽しむ温泉だな と思うわけです。
というよりも
町全体で そういう風に仕向けている
というと聞こえが悪いですけど
温泉街全体が みんなで潤っていこう
というやり方なんですね。
お風呂の大きさを規制している
その一つが
各旅館の内風呂の大きさに制限を設けている。
僕もそんなこと知りませんでした。
知らないと 何だ 風呂 小せえなあ！！
と思われてしまうでしょう。
これには理由があって
できるだけ 旅館から出て 外湯に行ってもらおう
ということなんですね。
外に出れば 他のお店
お土産物屋さん
ちょっとしたお食事処
飲み屋さん
遊技場（射的とか）
もしかしたら ストリップ なんかもあるかもしれない。
（あっ いいのかな こんなこと書いて・・・）
昔はよくあったんですよ。
女性客も気軽に入ってたもんです。
そういうところにお客さんが足を運んで
旅館が独り占めしないで
地域全体を活性化する。
地域が活性化すると
旅館に来るお客さんも増える
こういう 好循環が生まれるのでしょう。
すばらしい 取り組みだと思います。
クリーンラブも独り占めはしない
これは創業者の想いなんですけど
クリーンライブも
事業者みんなで協力し合って 助け合って行こう
が基本的な理念です。
お客様を奪い合う なんてことはありません。
これは事業者にとっても
お客様にとっても
喜んでいただけるシステムだと思っています。
世の中 競争がいいことで
それはお客様にとってもいいことだ
が主流の考え方になっています。
でも クリーンライブのように
人の手を介する仕事は
競争（価格競争になりやすい）をすると
事業者の利益はもちろん
お客様にとっても
サービスの質の低下 という問題を引き起こしかねません。
クリーンライブは
サービスの質の低下
それだけは絶対に避けたい
という信念でやっています。
共存共栄が難しくなってしまった世の中
デフレの世の中で
今後 ますます競争が激しくなっていくのでしょう。
温泉旅館・温泉地も例外ではないと思います。
クリーンライブの宣伝をするわけではありませんが
クリーンライブによる
温泉旅館の 価格以外の差別化。
寝具のハウスダストを取り除いている旅館は
別府・湯布院を除けば
全国的にみても ほとんどない
といっていいです。
今までかかっていないコストがかかるわけですから
経営者から見れば 余分なコストと思われるかもしれません。
でも もし このブログを
温泉旅館を経営する方が見ていたら
もう一度 考えてみていただけないでしょうか。
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